NPO法人
ゼファー池袋まちづくり

News&Rport お知らせ・活動報告

●12/20 大久保農園報告 アイポイント交換・販売用ダイコン、サトイモ収穫

2020.12.22

大久保農園

この一週間は急に寒くなり、東京でも氷が張った日が出ました。
当然、熊谷は氷点下の日が何日もありました。
ダイコンが凍っていること農園に行かなくても分る。
12日、13日のファーマーズマーケットでのダイコンは良かったのですが、今回は地上に出ている部分はほぼ凍っていました。
ご存じと思いますが、この写真の通りで1/3~1/2くらい地上に出てしまいます。この部分が凍っていまいます。
でも、アブラナ科の植物は葉は枯れず寒さには強い。
この丸ダイコンは聖護院ダイコンです。ちょうど良い大きさで、地上に出る部分が少ないためほぼ凍っていませんでした。千枚漬けにするのは聖護院カブで種類が異なります。
農家でしたら、トンネルを掛けるか、土を根の部分まで掛けます。または抜いて土を掛けます
でもダイコンって冬は安いのでそこまで労力をかけるのか分りません。
寒い中ダイコンを洗ます。
結構な労力です。
雨が降らず、乾燥しているのでダイコンに泥もあまり付いていませんが、洗わないと日持ちが悪くなります。
葉を落として洗うのは日持ちを良くする大切な作業です。
みなさん葉付きが欲しい言われるのですが、野菜ケースに収められないし、萎れるのも早く、農家だったらまずしないでしょう。
今年は昨年と全く気候が異なり、秋野菜が豊作で安い。
ダイコンは破棄しているとニュースでいっています。
1本100円以下だし、重いし、農家はダイコン生産したくないでしょうね。
こんなダイコンも出てきますが、欲しがる人もいるんです。
味は変らないけど商品価値としてはなし。
さて凍ったダイコンですが、調べて見ると以外や煮物には問題なしとのこと。
かえって味が浸みて良いとも言う方もいる。
我が家ですぐに調理してみましたが、やや食感が違うとも言えますが、生食でも問題なし。
でも、アイポイント交換・販売では凍っていたことを明示して、1本でも2本でも100円ということにしました。
21日(月)一日でアイポイント券は120枚あり、販売と含め8割なくなりました。
現金販売は少なかったです。
サトイモもありましたがハイエース目一杯のダイコンが(50ケース、1000キログラム)高速代くらいにしかなりません。
生業としての農家は出来ません。
掘って埋め戻したサトイモを掘り返しました。
サトイモは根と土を取る始末をします。
なかなか手の掛る作業です。
これだけの方が作業しても僅かな実入り。
楽しみで参加するから良いものの、労力と実入りは全く合わない。
これはイベントをする度に感じることです。
今日は誕生日の方がいらして、お祝いでした。
自然の中でのケーキ、寒くても動くと汗をかくこの環境はお金換算できないから楽しい。
三日月を楽しんで、家到着が20時。
21日の無人アイポイント交換・販売の準備をしていて23時。
21日朝開店は10時と言っているのに準備中早くから何人もが交換に来て、準備の妨害(?)。さすがイラッとして機嫌が悪くなった。
でも、アイポイントはボランティアをして方々に差上げるのだから、ありがとうなのです。本当にありがとうございます。
アイポイント券を持っていない人は現金でお買い上げですが、余分に入れてくれる方もおられます。ありがとうございます。
これを書いている22日にダイコンもなくなりましたが、畑にはまだ沢山のダイコンがあります。
27日(日)に収獲して28日にもう一度並べますが、ウイークデイに畑に行ければ少し収獲してきます。
その時はアイポイントのみなさまに連絡いたしますが、あくまで未定です。
参加者: RSC8名、KAMIY、SAKUM、MOROZ、I の12名
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