NPO法人
ゼファー池袋まちづくり

News&Rport お知らせ・活動報告

3/13 大久保農園報告  東北地方太平洋沖地震のために中止しました。

2011.03.17

大久保農園

13日の大久保農園作業は中止しました。

URYさんだけ電車で行かれ、下記の報告を頂きました。

●予定通り終了しました。小屋の中は長いテーブルが倒れていただけでその他は異常なしでした。
入口のチェーンが外れていたのと柵のくいが4、5本中に倒れそうです。
ゴボウの肥料、イチゴマルチ掛けブロッコリー水やり、両方、マルチを洗い穴開きマルチは外し、一枚にしました。
以上です。

(写真は3月6日こどもエコ体験隊の写真です。以下の内容と関係ありません。)

(ジャガイモ植え開始前↓)

●東北地方太平洋沖地震により被害を受けられた被災者の皆様に心からお見舞い申し上げます。

地震の恐さ、自然の力をこれでもかと思い知らされ、日本沈没が大げさでないように見えてくる。
しかも原発事故の追い打ちで日本はどうなってしまうのか、未曾有の困難に立ち向かわなければならない。
被災地の状況と比べれば私たちの不便は微々たるものだが、交通手段が奪われ、閑散とした街を見ると傷の大きさをうかがい知ることができる。

11日の地震当日はビックサイトのジャパンショップに行っていた。
次第に大きくなる揺れに会場内の人がどっと外に流れていった。けが人も出たようで、そのまま展示は終了。

屋上で津波でも来るのだろうかとしばらく海を眺めていた。
もし東京の地震だったらここ一帯は私も津波で流されていたかもしれない。

外出していると情報がほとんど取れない。
携帯もつながらず、会場のアナウンスだけが頼り。
幹線道路は大渋滞で、池袋に帰るまで結局歩くしかなく4時間半かかってしまった。

歩きながら感じたことは、情報が入らないこと。
道路上にもっと地図があって欲しい。
街頭テレビなんて今時ないだろうが、緊急時用に主要な店舗やコンビニ等に取り付けることは必要だろう。

普段は広告に使えばいい。
あるいは放送設備のある街や施設はラジオでも流すべきだろう。
公衆電話も役に立った。

22時30分頃池袋に戻ると区役所が開いており、公会堂も避難場所として開放されていた。
区長、副区長以下職員が走り回っていたのにはちょっと感激(これは当然とも言えるが)。
立教大学も平成帝京大学も開放されていたと聞いた。

すぐに閉鎖してしまう公共機関、事業所との対応の違いが鮮明に出た。
鉄道でもほとんど入れないのに有楽町駅では改札口から入り、テレビを自由に見させていた。

池袋駅構内の座り込んだ人の多さに驚きだったが、北口女性トイレには100人ぐらいの行列が出来て、あらためて池袋のトイレの少なさを感じた。
お節介だと思ったが、公会堂や区役所が解放されていますよと行列に声かけ。
23時前には西武線が飯能まで開通し、西武の手際よさと努力に感心。企業の対応力が問われる。

さて、3月27日にはモザイカルチャーのお披露目と緑のカーテン東京フォーラムin池袋が開催される。
今回の災害で予定通り開催されるか微妙になっているが、被災地の義援金募集のためにも、省エネのためにも開催した方がいい。
確かにこんな時に「緑?」なんて言われそうだが、だからこそ緑を増やし夏の電力消費を減らすべきだろう。

(竹とんぼ作り↑ 何でも出来る人ってスゴイ!)

※こんな後輩もいました。
ちょうどその日はSPDのメンバーと共に大学で編集作業を行っていたので皆そろって避難所で一晩を過ごし、10時間かけて自宅まで帰ることになりました。震災から数日経った今でも、避難所のテレビで見た津波の映像が目に焼きついています。

・・・10時間もかかったのですか。でも被災した方々と比べると私たちの苦労なんて本当に屁でもない。
  自らすぐに出来ることを、日本中で助け合って乗り切らなければいけない。

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