6/29 ほほえみクラブ剪定作業
2017.07.06
環境の緑化と美化
今日は4名でほほえみクラブ庭の選定作業。
ここはグリーンとしま再生プロジェクトの「命の森」で植えた場所。
使用前(刈り込み前)、使用後の写真です。
横浜国立大学名誉教授宮脇昭氏が提唱する鎮守の森の指導を受けて植えた場所の一つ。
豊島区は公園面積、数ともに23区で最も少ない。
何とか土のない豊島区でも緑を増やそうと、少しの狭い場所でも植えたものです。
宮脇氏は世界各地で植樹を推進する現場主義の植物生態学者として、これまで国内外1700ヶ所以上で植樹指導し4000万本以上の木を植えています。
徹底した現場調査から、その土地に自生し、最も安定して存続する樹種群(潜在自然植生)を探し出し、それらの苗を育て、多種類の苗を密植・混植させ、自然の成り行きに任せて競争・共存させ、自然の森のような状態に植える手法を提唱、実践しています。
宮脇方式は地元に合った木を密植し、横は切っても上に伸ばしていくという手法をとります。
豊島区でも8年前から宮脇方式で毎年1万本を目標に現在7万5千本植えました。
本来であるならここはもっと高く茂っているはずなのですが、現実には都会の壁があります。
敷地が狭いため、日当たり、風通し等の問題があり、ここはご近所から思い切った剪定が要求されています。
東日本大震災の場所には宮脇方式で防潮堤が作られていますが、都会の緑化は制約が出てきます。
川越街道の接する場所でゴミも多い。
数年前の始めた頃から見ると、整然ときれいになっています。
ここはドクダミとゴミで美しくありません。
三角ホーでドクダミ退治。結構きれいになりました。
裏側は雑草は刈って、高木剪定は必要なし。
はみ出している枝は切りました。
ガラ袋に7袋。
畑に持って行き処分します。
働き者4人で2時間の作業でした。
お疲れ様でした。
参加者: OND、TUSIM、UME、I の4名