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ゼファー池袋まちづくり

News&Rport お知らせ・活動報告

@ 池袋西口駅前広場モザイカルチャー設置案

2010.01.20

環境の緑化と美化

●背景と考え方
 植物の重要性は環境問題が騒がれている今の問題でなく、人間が生活していく上で永遠に共生する必要不可欠のものである。都会は便利さを優先させて自然をあまりにも犠牲にしている。草木も動物も目の前で接するからこそ、その生命力を知ることができる。

 目の前の緑化はもちろん、点から線へ緑が広がり、山と海が緑でつながる。そして面へと広がれば、緑だけでなく人のつながりも、生物とのつながりも生まれ育つのだと思う。失われた生態系を今一度自然に戻すために、今私たちのできることを、今すぐにでも実行することが転機になるだろうし、頭で分かっているが、なかなか行動に移されない大きな課題でもある。

 

 植物は土と水と太陽が必要である。人間も同じである。草木の覆い繁っている森は手入れが必要だし、緑の少ない都会にはみどりを徹底して増やさなければならない。増やすのは決して大変なことでもない。土の場所を増やせばいい。
 30p~60pの土道を道路でも民有地にでも意識して作ることだ。雑草も緑、日本は放っておいても植物は育つ。でもちょっと手入れをすると、そこには人と植物の関わりができて、豊かさも生まれる。

 池袋西口駅前改修工事において、地下街があり構築物や高木を設置できないため、緑化に対しての対策が限られる。地球温暖化や環境問題では、都会のコンクリートを出来うる限り緑化する工夫は必要である。まだまだ暗い、恐いイメージがある池袋西口に、立教大学や芸術劇場のような明るい文化的イメージのある施設だけでなく、僅かな空間でも思いを込めながら緑を増やす行動こそ、フィールドは狭くても、きっと人の穏やかさや暖かさも生まれ来るのだと思っている。緑はそれを育む力を持っている。
モザイカルチャーの設置と同時に池袋フクロウ物語(童話)を作る。

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