故高野前区長はトイレにはかなりこだわっていました。
性別や年齢、障がいの有無などを問わず、誰もが安心して快適に使えるようにと、改修し、としま区民センターのトイレは代表的です。
このウイトピアトイレも植田志保さんが絵を描き、素晴らしいトイレになりました。
でも、使用に関しては残念ながら、情けない状態です。
立地にもよると思われますが、ここはみじめです。
朝、到着するとこの状態でした。
排水が詰まり、あふれかえっているとのこと。

手洗い蛇口が折れている。
区が来て、多分業者に修繕してもらうのだと思います。

毎日の清掃業者によると、下着やシャツを流したり、便を壁に塗り付けたり、
詰まりだけでなく便器が壊されたり、情けないくらいひどい。
私たちも目撃しているし、清掃もしているので分かります。

窓割れ理論ではないですけど、一度汚くしたらお終いです。
絶対手を抜いてはダメ。

掃き掃除は業者が毎日、私たちは毎週水洗い、業者によるウイロード清掃(床、壁面、U字溝)は2カ月に1度。
ウイロピアトイレは1日5回。

でも、汚れます。

汚す人と、清掃する人が分かれます。
公共は税金で賄われる部分が多いけど、心意気の無償で行う方もいるんですよ。

美しさを保つって日常の継続です。

20年後にはここの景色も様変わります。
この上は線路が1本通り、池袋大橋方面に遊歩道が出来ます。

65年前はこうでした。

何気ない風景でも努力されている方のおかげです。
ありがとうございます。
余談ですが、先ほど人生の楽園というテレビに宍粟市で美食レストランを開業している夫婦の番組がありました。宍粟市は植田さんの田舎。
西の奥入瀬渓流と言われ、滝もある自然豊かなまち。
美しい自然の中で育つのも必要だなと感じました。

お疲れ様でした。
参加者: としまテレビ、TAD、IWAKU、OKAMU、I の5名